私の衣装が決まり、しばらくたってから相方の衣装決めに行きました。
予約の電話をしたらショップの方には「まだ少し早いですよ」といわれてしまいました。でも、お盆の頃、相方実家に帰省する予定があり、その前に試着して写真を見ていただきたかったので決行。当日まで太れない、と本人はわかっていたのかいなかったの、さて...
さて、レンタルするお店とは違うところですが、私が衣装探しをしていた時、相方も一緒にタキシードを試着していたことがありました。普段は黒やグレーなど、色の濃いものを着ていることが多い相方。おまけに、ちょっと肩幅が大きくがっちり体系(といえば響きはいいけど要はちょっと太め)なので白は避けたいと思っていました。
が、黒いタキシードを着るとなんだかしっくり来ない。本人曰く「七五三みたい」。じゃあグレーは?と着てみたらまあまあ。折角だから、とクリームっぽいのを着てみたら、何となく一番しっくりしているかな?という感想。いづれにしても、普段着ない洋服ですから、何とも言えないですが。カメラマンの私(白ドレス)が移り込んじゃってるのはご愛敬...
その時のことをレンタルショップの担当さんに伝えると、「それならいいものが!」と持ってきてくれたのが左のタキシード。純白ではなく、グレーというかクリームというかニュアンスのある白。私のドレスの色とあっているし新作なんですよ、とのこと。襟の形がちょっと変わっているし、ベストとタイがピンクっぽいのがお洒落。試着をしてみると本人もまんざらでない様子でした。というわけで即決。
結局、このお店では一着しか着ませんでした。本当にこれでいいの?と確認したんだけど、相方は「花婿は添え物だからいいんだよ」と笑ってました。単に、色々着替えるのが面倒くさかったらしい。靴は真っ白だと浮いてしまうのでグレーを選択。私との身長差を考えて五センチほどのヒールがあるものになりました。
私もドレスを出してもらって試着し、二人一緒にぱちり。帰省時に持っていて、相方ご両親に見てもらいました。
紋付袴の試着は特に試着をすることはありませんでした。身長を伝えておけば、それにあったサイズを用意してくれるそうです。相方はちょっと着てみたかったようですが。白か黒、袴のラインの太さぐらいしかバリエーションがないので、カタログをみて選択。タキシードが白だから、紋付は黒しかないよね、とこちらも即決でした。袴のラインは細目を選んだような気がします。
家紋はアイロンプリント(?)のようなシールで好きなものをつけられるとのことでした(5,000円)。うーん、こうして冷静になって値段を書いてみると高いなぁ。まあ、私も衣装やら小物に比べたら微々たる金額といえばそうですが。折角の結婚式だからこれもお願いしました。
当日、紋付袴を着てみると、肩幅があるので結構似合っていました。本人もタキシードより紋服のが似合ってるな、こっち着て良かったと写真を見ながら悦に入っている始末。もしや相方、それが狙いで私に黒引き勧めたんじゃあるまいな…
さて、自分たちの衣装が決まったら両親の衣装をどうするか。
お義母さまは自分の留袖所有。実母は持っていませんが知人のつてを通じてレンタルしてくれることになっていました。
父たちの衣装は、教会式で父と一緒にバージンロードを歩くことを考えていたときはモーニングをレンタルするつもりでした。ところが、神前式に変えたため、実父が礼服にしたいと言い出しました。そもそもあまりモーニングは着たくなかったらしいです(お腹が出てるから…)。私たちは別にそれでもかまわなかったのですが、両家並んだときの見た目を考えると揃えたほうがいいので、義父にその旨お願いしたところ、問題ないとのこと。両親の衣装は留袖と礼服で揃えてもらうことにしました。
ただ、礼服だと他の親族に埋もれてしまうので、胸につけるコサージュを用意して、挙式のときからつけてもらいました。