衣装が決まると、それにあわせて用意する小物が色々あります。ここにも「一生に一度」の罠が待ちかまえているわけで、こだわり始めるととまらない。無駄な出費を抑えて、必要最小限で自分の希望を叶えようとした結果、全部バラバラに用意することになりました。こうして自分で自分の首をしめていた私…
一般的なものなら、ドレスとセットで無料とのことでした(凝ったものは有料)。試しにつけてみたけれどなんとなくイミテーションというのがわかるつくり。あまり大振りなものは好みではなかったし、シンプルでいいけれどできれば本物を身につけたかったので母が持っているパールネックレルとイアリングを貸して欲しい、とお願いしました。サムシングフォーのひとつ、サムシングボローになるなぁとか単純に思っていたんです。
ところが!借りるつもりいたら、突然「結婚祝い」として父と母がパールネックレス(ロング)とイアリングのセットをくれました。せっかくの結婚式に私のお古なんてかわいそうだし、そんなに高級品じゃないけど、なんて言ってましたが両親の気持ちがとても嬉しかったです。もちろん、当日はそれを使用しました。ロングなので三連にできて、シンプルなドレスを引き立ててくれました。父も母も「ドレスによく似合っている」と嬉しそうでした。
わざとらしい写真(笑)はエンディングロール用に撮影したもの。
黒引き振袖で神前式なら角隠しが一番しっくりくると思います。が、鬘と簪、角隠しでまたどーんとお金がかかってしまうんです。レンタル料金、万単位ですから。おまけにお色直しの時間も洋髪より時間がかかるというのが一般的な傾向なようです。体験したとき凄く重かったし、洋髪でいいとあっさり決定。せめてそれなら華やかにしよう、と思って生花のヘッドアクセサリーをすることにしました。
それに飾り紐を組み合わせたらどうだろう?と思いついたんです。赤と緑の房つきの飾り紐は、成人式のとき帯飾りとして使ったもの。色味がちょうど合うなあと思ってメイクリハのとき持って行ってお花と組み合わせて飾って欲しいと伝えました。美容師さんがくるりと結んでピンで留めると結構いい感じ。
鮮やかな色が黒髪に映えるんですね。実際、ビデオで当日の様子をみると、迎賓のとき挨拶するたびに房がゆらゆら揺れてなんとなく可愛い印でした。思い込みかな?
ちなみに私の母は洋髪推奨派。高くて時間がかかるからという、私とまったく同じ理由(この親にして…)。ただ「あちらのお母様に、洋髪にしますけどよいでしょうかって聞いておきなさい」とだけ言われました。和装に洋髪って拒絶反応示す人もいるしお伺いはしておいたほうがいいわよ、とのことでした。なるほどこれが年の功?まったく反対されませんでしたが、そういう気遣いが婚家とうまくやるコツなのかも…
WDのときは絶対!にマリアベールを被ると決めていました。通常、ベールは挙式で着けて披露宴では外すものですが、これだけは譲りたくなかったんです。そもそも黒引き→お色直しでWDという時点で「夫の家に染まります」というお色直しの意味は外しちゃってるのだし、単なる衣装の飾りとしてベールをすることにしました。相方には有無を言わさず。レンタルショップでは、ロングベールの場合ドレスとセットで10,000円とのことでした。まあ仕方ないか、と一旦契約。でもちょっと高いかな、と思って安くレンタルできるところが無いかネットで調べました。
そうして見つけたのが「ブライダルアクセサリー」さん。レンタルならロングベールでも4,000円〜。買取は10,000円〜という利用しやすい価格。買い取っても収納下手な私はなくしたりダメにしちゃったりしそうなのでレンタルすることに。しかもこちらのお店「お取り寄せ」ができるんです。気になる商品をいくつか送ってもらい、気に入った品だけ正式レンタルする、というもの。
実際モノを見ないで借りるのは心配だったので早速お取り寄せをお願いしました。全部で5枚借りたのかな。直接見てみると、やっぱりWEBの画像とは微妙に色のニュアンスが違う。メイクリハのときに持って行って、ドレスの色とあっているオフホワイトで裾のレースがゴージャスな品を最終的にレンタルしました。ドレスに合わせてみると、トレーンの長さともちょうど合うサイズでよかったです。ちなみに届いてすぐ嬉しくって広げてしまったのですが一人で畳むのにえらい苦労しました…考えてから行動すべきでしたね。
こちらのお店はベール以外にもたくさんのウェディング小物をレンタル・販売していらして色々目移りしちゃいました。ベールだけではちょっと寂しいので、黒引きと同じように生花のコサージュをお願いしました。
グローブはドレスとセットのものを借りました。フィンガーレスグローブで、レースがドレスとお揃い。最初、フィンガーレスグローブというものをネットで初めて見たときは余り好みではなかったんです。手に少しアトピーがあるのでグローブで隠したかったという理由もあったし。でも試着してみたときに相方が「腕がすっきり見えて綺麗」と言ったのでこれにすることにしました。
式当日は、指先が自由に使えるしネイルや指輪が写真に残ったので良かったです。グローブそのものをしないという選択肢もありましたが(挙式はグローブをするのが正式でも披露宴で変える・外す、ということもあるようです)ビスチェタイプのドレスだったので、肌の露出が多すぎるのも考え物なのですることにしました。
ドレスのバックコサージュは別にセットではなかったのですが、他のショップで試着したドレスがこんな風にお花を飾っていて可愛かったのでつけてもらえますか?とお願いしました。凝ったものだけ有料とのことでしたので、無料サービスの範疇に収まるもので適当にお願いしました。ベール外すとシンプルなドレスなので、外した後もアクセントが欲しかったんです。
靴はレンタルショップにお任せ。白いハンカチを新郎用、新婦用二枚用意して、相方に持っていてもらいました。でも一度も使わなかったです。
ウェディング小物ってどうしてこんなに可愛いんでしょう。写真見てるだけで嬉しい。
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