結婚すると決まってから、周りの人を見渡してみると、結婚していても指輪をしていない人、結構いますね。私はしたいなぁと思っていました。
ところが、会社で中の良い人たちに聞いてみたら、結構無くしている人が多いんです!私はよくモノを落としたり無くしたりするので気をつけないと、と思っています。いつかなくすんじゃないか、と心配しています…
結婚指輪は主に相方が決めました。と、いうのも私自身が手作りアイテムやらなにやらでとってもばたついていたから。指輪にまで気が回っていなかったんです。
気がつくと、ゼクシィをぱらぱらめくって指輪のリサーチをしている相方。普段アクセサリーは全くつけないのですが、結婚指輪はしてほしい、とお願いしたところ「まっすぐなデザインがいい」と言われました。ひねりのあるタイプはなんだか好みではなかったらしいです。本当は、私はひねりのあるデザインが好きだったのですが…着けてもらえないのは寂しいから、相方の好みを優先させることにしました。
結婚式のテーマは和風だし、和ものが大好きなので花嫁さんに人気のある「俄」がちょっぴり気になっていたのですが、俄はちょっとかわったデザインが多いんですよね。相方好みのフラットなタイプはごつくて、それは私がNG。
それ以外に、特にブランドなどにはこだわりませんでした。そもそも用意することも後回しにしていたくらいですから…さて、相方が気にしたのは材質。日本でマリッジと言えばプラチナですが(海外だとゴールドが多いそう)、どうせなら純度100%のPt1000が良い!と主張。しかし純度が高ければ高いほど柔らかくなってしまうのが鉱物。Pt1000でも硬度が高くキズや変形に強い商品を出しているメーカーがありました。パイロットやセイコー、シチズンなど。元々理系で、工学系だった相方にしてみると、宝飾品より工芸品として精密なものに惹かれたようです。これも一種のブランド好きなのかな!?特許の内容までよくよく読んで、パイロットかセイコーで買いたい言われたのですが、私としても確かにそのメーカーなら品質が保証されていそうだし、反対理由はありませんでした。
とはいえ、パイロットとセイコーでも色々な商品ラインナップがあります。手元にあったカタログやネットでの写真をみて「純プラチナと純金の新素材
上記のとおり硬度が高い、ということで私たちは新素材で作られる指輪を選びました。技術情報はこちら。しかし、その硬度ゆえ、Ptauはサイズ変更ができません。将来、太ったり痩せたりしてサイズ変更をしたくても出来ないそうです。私が確認させてもらったときは半額を払って新しいサイズのものを作る、ということでした…(2006年時点)。もし、硬度の高い素材で指輪を作成される際は、サイズ変更の対応について確認しておいたほうが良いかと思います(2007年追記)。
精密機器メーカーの指輪。結構色々あるものです。 |
顔合わせの項でも書きましたが、婚約期間に婚約指輪の無かった私…「婚約指輪買ってくれる?」と聞いたら「いいよ」と言われたのですが、相方としては積極的に選ぶつもりはなかったようです。好きなの選んできたらいいよーという感じ。そ、そんなアバウトな…そうこうしているうちに、結婚式の準備でばたばたしてしまい、買うタイミングを逸してしまいました。式を終えてから購入するのもどうかなぁと思ったのも事実です(費用のこととかね)。でもちょっとでも欲しい、という気持ちがあるのに買わなかったらきっとこの先後悔しちゃうな、と思ったから思い切って(どっちが!?)買ってもらうことに。
友人にとても宝飾品好きの人がいて、相談したら懇意にしているバイヤーさんにお店を紹介してもったよ、とのことで同行してもらいました。二人して「わー、きらきらだー」とうきうきしながら指輪選び。すでに左手薬指には結婚指輪がはまっているのに婚約指輪を選ぶ私(笑)。なんだか違和感ありまくり。
婚約指輪と結婚指輪を重ねづけしたかったのでフラットなタイプを選びました。一粒ダイヤの両脇に三個づつメレダイヤをセッティングしてもらうことで、マリッジとダイヤの幅も同じくらいになるようなデザインに。
エンゲージのプラチナは、Pt900にしました。お店ではPt1000も扱っていましたが、やはり硬度が心配です、とのことでした。
それほど高価なものではありませんが、大事な宝物です。しまいこんでおくのは逆に勿体ないので、時々着けて外出しています。どうでも良いことですが、刻印は「Always and Sincerely」。実はAとSがお互いのイニシアルなんです。構文としてはおかしいのかもしれませんが、結構気に入っている刻印です。