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プログラム

披露宴の時間は二時間半。その中で、お食事を提供し、二人のお披露目をする。それだけのことといえばそうなのだけど、お客様に喜んで欲しいし、自分たちらしい内容にもしたい、となると難しいものです。

進行について

いわゆる「披露宴」の定型フォーマットをベースにしました。ただ、和装で入場のため、ケーキカットはお色直しの後。
のんびりゆっくりお料理を楽しんでもらいたかったので、友人に歌や踊りといった余興をお願いすることはしませんでした。主賓挨拶はお願いしましたが、友人のスピーチはお色直しの後のテーブルスピーチと言う形にしました。突撃インタビュー形式は嫌がる人も多いので、私と相方の友人には事前にお願いを。それでも、やっぱりお願いするときには凄く緊張しました。
ただ、私の弟にだけは内緒にしておいて当日いきなり司会者さんから指名してもらうことに。普段からそれなりに仲は良いので、気分を害することはないだろう、と思っての計画。弟は「聞いてないよ〜（笑）」と言いながらもそれなりにスピーチしてくれました。焦りまくる弟に会場がウケてくれたので、狙いとしては大成功。「姉は家事が全然できなくて…」なんていわれちゃったのですが、これはもう、内緒にしておいたツケみたいなものですね。変なことを言われたくない、という人にはおススメできないかも。
そして絶対に必須といわれていたのが相方の親族一同（男性）で歌う「兄弟舟」。なぜだか知らないけれど、相方親戚が結婚するときは絶対にする余興なんだそうです。どんなお洒落なレストランでも、ゲストハウスでも「兄弟舟」。それなりに時間が埋まるし、歌いたいという人がいるなら友人に何かお願いするよりずっと気楽なので、有難かったです。おまけにウケてたし。
お色直しのときにフォトサービス、スライド上映、クッキーサービス。披露宴終了に際して花嫁の手紙、花束贈呈、新郎挨拶。これだけで大丈夫かな、もっと派手は演出があったほうがいいのかしらと思いつつタイムスケジュールに書き起こしてみると それなりに時間が埋まっていました。司会者さんの指摘で、歓談と余興の順番を入れ替えたりしましたが、やることがそれなりに決まっていたので打合せはスムーズでした。ありきたりといえばありきたりの進行プログラムではありましたが、司会者さんがとても上手に場をまとめてくれたな、と思っています。

音楽について

場面に合わせての音楽選びはほとんど私がしました。普段から余り音楽を聴かないので、ホテルお任せにしたほうがいいかなと思ったのですが、数曲使いたい曲があり、それとバランスをとろうして結局全部選ぶ羽目に…苦労したといえば苦労したのですが、音楽好きの友人に相談してなんとか決定。早めに決めていたのですが、決めていた音楽を全てiPodに入れて準備期間中はずーっと聞いていました。おかげで、実際の披露宴のときは、曲の進み具合で大体何分くらいで高砂についたとか、おおまかな時間間隔がつかめてよかったです。
選曲をする際に、ポイントにしたのは以下のような点。

・日本語歌詞の曲は使わない（スライドのみ別）
・アーティストの数を絞る
・使いたい曲以外は割と定番でまとめる

久石譲は有名ですね。和装入場で使っている人も割といるみたいです。最初はSUMMERを入場に使おうかと思いましたが、プロフィール紹介につかって、入場はイントロにインパクトのある曲をつかいました。ウェイウェイ・ウーは、知人から教えられて大好きな二胡奏者さん。絶対に使いたかったので和装退場にあうようなオリエンタルな曲を色々なアルバムから寄せ集めて使いました。歓談中は穏やかな感じのアルバムを二枚用意。ボッサ・ディズニーは知人に勧められましたが、ディズニーの名曲がボサノヴァに編曲されていてお洒落なアルバムでした。迎賓と再入場はボーイソプラノの歌でまとめました。透明感のある歌声が大好きなんです。

退場時に使った「Changing Partners」は歌詞があまり結婚式向きの曲ではありません。でもメロディーが好きなのと中国語で唄われていたので英語より歌詞はわかりにくいだろうと敢えて使ってしまいました。

上端

お花　指輪

• 祝花結日 * marriage flower and bonding day... produced by Aya Mifune since 2006,winter