いくつかの式場を回って、結局最初に訪問したホテルが一番バランスがとれているね、ということで二人の意見が一致。でもやっぱりお料理が気になるので、仮予約のまま試食会に参加させてもらいました。お料理のコースは和・洋・中、それぞれ三つか四つのランクに分かれ、 さらに和洋折衷のコースがあります。このホテルで披露宴をするなら絶対に和食、と決めていましたが相方が和食、私が洋食、ということで予約をしました。
こちらのホテルの嬉しいところが、試食でもメニューの差し替えを自由にさせてくれるんです。お料理に力をいれている、というだけあるなぁと思いました。
和食の場合、まず左下の写真のような状態でテーブルセッティングがしてあります。ナフキンの形は色々変えられるそう。水引細工の鶴が豪勢な印象でいいね、と話していました。食事をするときに下げられてしまうので持ち帰りはできません(高いのでしょうね…)。
【祝肴】
蓋の中にも小さな鶴が。
【御椀】
この写真ではちゃんと撮れていないのですが、大根は鶴、にんじんは亀の形の飾り細工(?)です。本当に細かいところまで気を配ってあるんです。それにしてもこのお吸い物、ほんとーに絶品!でした。出汁のうまみで相方も私も一口すすっただけで思わずにんまり。
【造里】
鯛、鮪、烏賊、あしらい。ちょっと寂しい量に見えますね。まあ、お刺身は味はそんなにかわらないです。器がまた鶴。
【家喜物】
魚介の焼き物をこのように表記するそうです。これは普通に美味しかったです。
【蒸物】
豆乳のスープ蒸しでした。なんとなく味が薄い感じ。豆乳蒸しだから?当日はランクアップして、ふかひれ茶碗蒸しにしてもらいました。中に小さなおモチが入っていて美味しかったです。
【強肴】
メインの品は、本来牛フィレステーキなのですが、料理写真を見た相方がこれを食べたいといったので試食しました。伊勢海老つみれ揚げです。美味しかったのですが、周りちょっと聞いたらお肉がいいとのことで結局当日は牛肉にしました。
【食事】
握り寿司三貫と巻物。この辺で相方も既にお腹一杯になりかけてました。普段結構な量を食べるほうなんですが。ひとつひとつの皿は小さく見えてもゆっくりお酒と一緒に食べるとお腹一杯になっちゃうようです。
【留椀】
この写真だと隠れてしまってますが、湯葉に「寿」の焼印が押してあるのです。お吸い物とはちょっと違って、とろみのあるあんかけ風。ちょっと変わった風味でした。
【甘味】
果物のゼリー寄せでした。いままでどのお料理も美味しい、と食べてきたのですがこれだけは私も相方も「…?」とちょっと首をかしげるお味。ゼリーが結構堅いんです。果物の爽やかさを打ち消しているような…。
写真を撮り忘れてしまったのですが、これにお赤飯もつきます(小さめではありますが)。出てくる順番は【御椀】の後。成人男性である相方が「かなりお腹一杯」と言うのならボリュームは十分でしょう。味も基本的に申し分ないものでした。
あと、器や盛り付けが美しいのがとても気に入りました。お料理を目で楽しむことができるのって、和食ならではですよね。
私が食べたほう。こちらも十分美味しかったです。お魚のソースだけちょっと…でしたが。
アミューズ
魚介のタタキとタルタル
コンソメスープ
白身魚のメイン
口直しのソルべ
ステーキ
サラダ
デザート(二色アイス)
写真は撮っていませんが、これにコーヒー(紅茶)とプティフールがつきます。
結局この試食で、ほぼ会場決定となりました。
さて、和食のときは食後のコーヒーがつきません。ウェディングケーキを生ケーキにしてデザートとして提供するなら、コーヒーか紅茶が欲しいけど一杯450円…ちょっと高いしサービスしてもらえませんか、と交渉しました。そうしたら担当の方が「ご契約いただけるならサービスとしてブライダルフェア特典をつけます」と言ってくれました(私達はチラシのもらえるフェアには行ってなかったんです)。
フェア特典はエステ無料、とかブーケサービス、とか生ケーキサービスなどいくつかのサービスからどれか一点選ぶもの。生ケーキは最低料金@1,000円でした。それなら、コーヒー代をサービスしてもらうよりお得。フェアって行っておいたほうがいいんだなぁと思いました。
この時点で、10月の希望の日時は中規模・小規模の宴会場どちらも開いていました。もう一度会場を良く見て、中規模の天井が高い宴会場で予約(値段は変わりません)。折角ゆとりのあるホテルなのだから、宴会場も広々しているほうがいいよね、と決めました。当日、全ての宴会場が埋まっていたようなので、早めに予約してよかったなぁと思いました。