引出物

色々調べましたが、東京では引出物一点、引き菓子一点が一般的なよう。偶数は割れるから縁起が悪い、と縁起物で三点目に鰹節をつけたりすることもありますね。
ただ、私の両親は地方出身、かつ親族はほとんど地方なので二点が失礼にあたるのかどうかよくわかりませんでした。両親に今までの引出物がどうだったか聞いてみてもあまり覚えていないし(そんなものなのか…)。「大きければ大きいほど」「重ければ重いほど」いい、とか○○はつけないと!というようなことは言われなかったので良かったです。二点でいいかなぁと思っていたのですが、私たちはそれなりの年齢であるのとちょっと縁起を気にして、三点にしました。

引き出物(メイン)

これは私も相方も悩むことなく、カタログに即決。私たち自身は、どちらもカタログ好きなんですよ。どれにしようかなぁって選ぶのが楽しい。もちろんメリットデメリット色々あると思います。一般的に言われるのは

メリット
 ・軽い(といいつつ、最近のカタログは結構重いけど)
 ・欲しい物を選べる
デメリット
 ・思い出に残らない(=手抜きに思われる)
 ・安っぽいものしかない
 ・頼むのが面倒くさい

でも、品物を選んでも「いらない」と思われたり「安っぽい」と思われることはあります。好みではないこともある。万人に気に入られるものはない、とある程度割り切ってカタログにしました。カタログといっても、メーカーが色々あるのでサンプルをたくさん取り寄せました。値段は違うのに同じ品物がのっていたりするのでびっくり。「ブライダル専用」としてカタログそのもののデザインがよく、品物もそれなりのカタログにしました。あと、グルメカタログのついているもの!これは絶対必要条件でした。品物で欲しいものがないなら、食べ物を頼んでもらえますから。有名料理店やパティスリーの品が載っていて良かったです。
友人・同僚用、上司・親族用として、金額に差をつけました。

なるほど最近はカタログギフトといっても千差万別。アルバムになったりシステム手帳になったり。お店によっては、オリジナルの化粧箱に入れてくれるなんてサービスをしているところもありますね。
     

ハート勿論心がこもっていればどんなものだって嬉しいですよね。友人から貰った引き出物、私も「これ○○ちゃんに貰ったなぁ」と思いながら使わせてもらってます。

ブライダルギフト専門店ブライダル・イン・プロジェクト

引出物を入れる紙袋はホテルで注文。ホテルの名前が入っているものと入っていないものが選べました。名前が入っていないと7色くらいあるうちの好きな色が選べたし、ネームタグとメッセージがつけられるのでそちらにしました。しかし後から調べてみるとまったく同じ紙袋がネットでホテルより安く売ってました…もっと早く調べておけばよかったな。

引き菓子

引出物や引き菓子は持ち込みにするとそれぞれホテルに持込料を払わないといけませんでした。どちらか一方をホテルで用意すれば持込料は無しになるので、引き菓子をホテルで発注。
提携のお菓子屋さんもあったのですが、ホテルブラッセリーがとてもお気に入りだったので(時々おやつとして買って帰ってました)、焼き菓子を数種類詰め合わせてもらい引き菓子としました。
 ・フィナンシェ2種(チョコとプレーン)
 ・マドレーヌ
 ・フルーツケーキ
 ・ガレット(薄焼きのクッキー)
いかにも引き菓子っぽいパウンドケーキなどもあったのですが、一人暮らしの人もいることから、小分けされた品にしました。こちらは全員まったく同じものを用意。

縁起物

三点目の縁起物をどうするか、ちょっと悩みました。鰹節は、前年、二人一緒に友人の結婚式に出席したとき貰ったのです。出席者がちょっと被るし、くれた本人も私たちの式ご招待予定。おまけにもと一人暮らし男性の相方が「鰹節って意外と使わない」とやや渋りがち。
そんな時、私が結婚関係のブログをめぐっていて見つけたのが「ちりめん山椒」。保存は利くし、そのまま食べても、ふりかけにしても、お茶漬けにしても美味しいスグレモノ。おまけに母に三点目に「ちりめん山椒つけようかと思ってるんだけどどうかな?」と相談したら偉い喜びよう。母親世代に受けるのならいいだろう、と思って決めました。
事前に自分達で買って試食もしましたが、お酒のつまみに最高でした…
友人・同僚用にはちりめん山椒一点。
上司・親族用にはちりめん山椒と塩昆布の二点セット(化粧箱入り)。
昆布は「よろこぶ」にも音が通じ、縁起物に使われるそうで、ちょうど良いし。「昆布の黄金屋」さんで購入して持込にしたのですが、引出物に使うと相談したら、お祝い用のラッピングにしてくれました(鶴のすかし模様が入った和紙で包装・金の寿シール)。とても丁寧・迅速な対応をしていただいて感謝しています。

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