披露宴の中座中に流すプロフィールビデオ。よく見られる演出ですね。私たちも友人の結婚式でみて「あれ、いいよね」と言ってました。パワーポイントなどを使えば、自分たちで作れそうだし、パソコンは日常的に使っているので、苦ではないはず。プロが作るものはきっとすごいのだと思いますが、披露宴に使っておしまいになることが想像に難くなかったのでそこまで費用をかけるつもりはありませんでした。
ブライダルフェアでプロフィールビデオを流していることが多かったので、それを見ていただけで結構参考になりました。ちなみに、プロジェクタのレンタル代が30,000円。プロフィールだけではちょっと勿体ないのでエンドロールも作成しました(貧乏性かな?)。
使った音楽はコブクロの「永遠にともに」。もはやウェディングソングの定番となっていますが、私たちは知りませんでした。
会場選びのとき参加したブライダルフェアのプロフィールビデオに使われていて、そのときはタイトルがわからなかったのですがとにかくビデオによく合っていたので、色々探してこの曲だとわかりました。ちょうど三番構成になっているので1番を相方の成長記録、2番を私の成長記録、3番を二人の様子として作成しました。長さも5分くらいでちょうど良かったと思います。
写真は相方と私、それぞれ誕生〜幼年時代、小中高大学生時代、社会人と1,2枚ずつ15枚ほど用意しました。
幼年時代までは両親と写っているか、兄弟と写っているもので家族紹介を兼ねられるように。学生時代は招待している友人がなるべく入っているもの。二人一緒のものも、みんなと遊んでいるときなど、なるべく人と写っているものを選びました。
そうそう、おつきあいしている時はあんまり写真をとらなかったのですが、結婚式をすることに決めてからはどこかに出かける度に、スライド用に!と思って写真をとっていました。結構役に立ちます。そして最後の一枚が顔合わせのときのものを使う、と決めていました。
古い写真は当然データでは無いので、スキャンして使用しました。色あせを直すこともできたのですが、茶色っぽくなっているほうが味があるんじゃない?ということであえてそのままに。
女性は写真をみんなに見せられるのが嫌な人もいるかな、と思って友人には一応事前に了承を得ました。みんな快諾してくれたので良かったです。
安価なソフトも色々出回っていますが、私はWindowsXPに標準インストールされている「Windows ムービーメーカー」を使用しました(同じようなフリーソフトに「Photo Story」というものがあります。こっちのほうが使いやすそう)。写真を順番に切り替えて、簡単なキャプションを出すくらいなら十分に出来ます。切り替え効果やエフェクトも結構豊富。ただ、フリーソフトなので、使い勝手はあまりよくありません。音楽の切れ目にあわせてぴったり写真を切り替えるのに結構苦労しました。
私がほとんど作ったのですが、相方にレビューすると、「ここのところで写真の切り替えと音楽があってない」とか注文がうるさいうるさい。ムッとしつつもだいぶ細々と手直ししたのですが、その分仕上がりはなかなか良かったのでは。友人から「よく出来てたね。手作りなんだー」といわれてちょっと嬉しかったです。
遠くから見る人のことも考えて文字はなるべく大きめに。このソフト、DVD作成機能はついていません。DVDを作成するなら、エンコードが必要です。同じようなところで躓く人が多いらしく、調べたら丁寧に解説しているサイトに行き当たりました。「メモ帳のらくがき」さんなど。ムービーメーカーの使用方法解説もあります。
しかし、ホテルでDVDを流してもらうには3,000円の手数料がかかるといわれました。ビデオテープなら無料(プロジェクタのレンタル料金は別)。私はノートパソコンからテレビに出力するためのケーブルを持っていたので『パソコンで再生(avi形式でデータ作成)→テレビの画面出力→それをビデオテープで録画』というえらく面倒くさい方法をとりました。でも事前確認のため持参したら、結構綺麗に再生できたので、そのままそれを採用しました 。
フリーソフトで作ってしまったのですが、よくよく考えると新婚旅行の写真や先々子どもが生まれたときの写真なんかも編集できるだろうから、ソフトを買ってしまえばよかったな、と思いました。ちょっと検討中です…。
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折角借りたプロジェクタ、使えるものは使おう、とエンドロールも作成しました。私と両親が退場してから、お見送りの支度が整うまでの短い時間を埋めるためのもの。3分くらいで終わるように、お客様のお名前をグループ単位で流して一言メッセージをつけました。
・会社関係 これからもどうぞよろしくお願いします。
・友人関係 良かったら新居に遊びに来てください。
・両家親族 遠方よりありがとうございました。
・両家両親&新郎新婦 新しい家族です。
・最後は英文で感謝の言葉(これはもう雰囲気優先で…)
「We thank all of you for attending our wedding reception today.We are happy to see your faces here. 」
両家両親には”様”をつけないので、親族とは区別しました。当日の写真を使えたりしたら良かったのですが、さすがに無理だったので結婚式用に色々手作りした品の写真を撮ってレイアウトしました。あと、プロフィールに使いたかったのに枚数の都合でカットした写真など。
あとから知ったのですが、エンドロールって「披露宴が終わったのなら早く帰りたいからやらなくてもいい」という否定的な意見もあようです。引出物と同じく余興にも色々な意見があるのは承知の上ですが…上映するならなるべく短めに、そしてお客様に感謝の気持ちを伝えるものにしたほうがいいかもしれません。